「秘密」が新聞にのりました!!

ちょっと今、私、持ち帰り仕事が大量なんですが。
今日は、緊急に記事を書くことに致しました!!←ちょっと興奮

私現在中部地方に在住で中日新聞を読んでいます。
本日1月15日の朝刊に、「秘密」が紹介されました。
地方新聞なので、その記事をご覧になれない方も多いと思いますので、こちらでその記事を見て頂こうと思いまして。

<1月18日 拍手コメント返信致しました。>
コメント頂いてたことに今日気がつきました、返信遅くなりましてすみません。メアドのトラブルのため違うメアドをfc2の連絡先に指定してたのですが、拍手コメントについては別に設定しないといけなかったみたいで、コメント欄の方しか通知がこなかったのです。拍手コメも通知が来るよう設定しなおしまた。    





私がまとめちゃうより全部読みたいですよね?全文、のせます!


「週刊読書かいわい」という週1連載の記事です。作家の辻真先氏が書いています。

骨太で繊細、充実の長編

 活字で育った世代は良くも悪くも保守的なので、SFや少女マンガと聞くと、はじめから理解の努力を放棄する人もいる。そんな読者には、あえて清水玲子の「秘密」(白泉社刊、全12巻)をおすすめしたい。去年のうちに取り上げるつもりで、つい年を越してしまった。なにしろ長期にわたり散発された大河マンガなのである。

 初回の「秘密ートップ・シークレット1999」は、タイトル通り1999年の月間「MELODY」3月号所載(白泉社)だが、ほんのプロローグだ。続く「秘密ートップ・シークレット2001」が2001年の同誌1月号に載り、ようやく物語の核となる「MRI捜査」の全貌があらわとなる。

 舞台は近未来(といっても風俗など現在とほとんど変わらない)の日本で、架空の科学捜査法が採用されていた。死者の脳に強い電気刺激を与えて活性化させ、生前の視覚データを磁気共鳴画像装置(MRI)のスキャナーで外部からみられるよう工夫したものだ。この捜査を専門に行う機関が科学捜査研究所の法医第九研究室(通称第九)であり、その室長薪剛が主人公である。

 少女マンガにふさわしく若々しい美形だが、性格はクールで強烈。登場人物の描き分けも明快で、清潔端正な描線が前半の挿話群を積み上げてゆく。たとえばこんな話だ。

 外地で拉致された人々を、国益のために見殺しにした高官がいる。復讐を決意した遺族は、彼の娘を誘拐して外国船に乗せる。肉親のことになるとたちまちパニックとなった高官は法律を無視、船を拿捕させようとするがー娘が替え玉と知って豹変、見殺しを決める。だが彼女こそが高官の隠れた実子だったというドンデン返し。徹底して高官の過去を調べて計画を練った犯人はがんの末期症状にあり、彼の脳をMRIにかけるまで真相は闇だ。

 彼のがん死を待ち切れない高官はついに犯人を殺し、第九に捜査を懇願して警察にひかれてゆく。二転三転する皮肉で強烈なエピソードであった。

 やがて後半の7巻あたりで、ドラマは長編の迫力をはらみはじめ、怒涛の展開をへてラストへなだれ込む。きっちりプロローグの伏線も受け、薪と彼を慕う部下との人間劇で感動を呼びつつ幕を閉じたのが12年8月号の誌上であった。骨太なのに繊細な感触は、優れた少女マンガならではだろう。


*「薪剛」にはルビがふってあります。
*漢字、かな、カタカナなど本文通りにうったつもりですが、さっき読んだばかりで、いそいでタイプしたのでミスがあったらすみません。
*本当は段落と段落の間のスペースはないんですが、字がつまって読みにくいのであけてあります。
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コメント

記事

中日新聞の記事全文掲載ありがとうございました!!
読みたかったので嬉しかったです。

辻さんは以前ご自分の本『漫画で育った60年』でも清水さんを取り上げてらっしゃいました。(秘密ではなく『22XX』)

この連載コラム?もまとめて本になったら手に入れたいです。
取り急ぎお礼まで。

2014/01/16 (Thu) 08:47 | しーらかんす #Vz3PDgw2 | URL | 編集
しーらかんすさんへ

しーらかんすさん、こんにちは(^^)

> 読みたかったので嬉しかったです。

喜んで頂けてよかったです!なんだかすごくドキドキしてしまって、タイピングの手がちょっと震えました。

> 辻さんは以前ご自分の本『漫画で育った60年』でも清水さんを取り上げてらっしゃいました。(秘密ではなく『22XX』)
> この連載コラム?もまとめて本になったら手に入れたいです。

そうなんですか!!『22XX』は私も読書メーターのオフ会で紹介したことがあって、すごい反響だったんです。『漫画で育った60年』は知らなかったです、読みたいです。情報ありがとうございます!
このコラムの連載もけっこう続いているので、遠からずまとめて本になると思います。そしたら私も買うつもりです(*゚ー゚*)

コメント嬉しかったです。ありがとうございました(*^-^)ゞ:・゚Thank You☆♪

2014/01/16 (Thu) 22:43 | しおん #- | URL | 編集
こちらこそ〜

蛇足ながら三浦しおんさんも
『いとしさの王国へ』『おとめ投げやり』
で『秘密』を紹介されてましたよ。
(「いとしさ〜』はしおんさん以外の少女漫画好き作家さん10人ほどの記事をまとめた本でした)
新井素子さんは読売新聞にやはり『秘密』記事描いてられました。(これはまとまってるのかどうか解らない)
中古とかで手に入ったら良いですよね〜(新刊で買うにはいずれもお高い)

2014/01/17 (Fri) 09:02 | しーらかんす #3W/2r5Yo | URL | 編集
しーらかんすさんへ

こんにちは!

> 『いとしさの王国へ』『おとめ投げやり』

なんてことでしょう!!
『いとしさの王国へ』は角田光代さんが中心になってるのかな、角田さんはあまり読まないのでこちらは仕方ないとして、『おとめ投げやり』は手元にあって何回も読んだにもかかわらず気づいてなかった!!Σ(゚Д゚|||)ガーン
この本を初めて読んだのは、もう7~8年前かな。こういった感じで漫画を引き合いに出しつつ本題は違う方向へ、という出し方はしをんさんよくやってるし、まだ『秘密』をよんでなかった頃だし、この本は他に突っ込みどころが多すぎて…『秘密』に注意がいってなかったようです(-_-;)ここ2~3年は読み返してなかったし…。
ひさしぶりに読み返して爆笑しつつ、『秘密』は直木賞作家のしをんさんもベタ褒めじゃないですか!
教えて頂いて本当にありがとうございます。
『いとしさの王国へ』も探してみます。

> 新井素子さんは読売新聞にやはり『秘密』記事描いてられました。(これはまとまってるのかどうか解らない)

こちらも調べてみたいと思います。
しーらかんすさんの情報すごい!!何者!?と思っちゃいました(笑)

三浦しをんさんの一節はこの記事に追加でちょっと紹介しようかと思います。
ありがとうございましたε=ε=ε=(●・д・ノ)ノ【。+゚:.感謝.:゚+。】

2014/01/18 (Sat) 09:24 | しおん #- | URL | 編集
1/29鍵拍手コメのTさんへ

先日はご連絡ありがとうございました。

>秘密、大絶賛ですね!

そうなんですよ~新聞でこんなに絶賛して頂けるとは嬉しい限りです。
7巻は初めかrら終わりまで手に汗握る展開でした。ミステリが好きな方にも面白いと思います。
ブログを見て頂いてるので、この巻だけ読んでも大丈夫じゃないかと思いますので機会がありましたら。

Tさんの美しい絵、楽しみにしていますね!
ありがとうございました。

2014/02/05 (Wed) 07:45 | しおん #- | URL | 編集

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